私達【STOP!ABUSE(ストップアビューズ)】は、児童虐待をはじめとする全ての暴力に対する防止啓発・当事者支援を行っています。
児童虐待は、遠いどこかで起きている「特別なこと」ではなく、とても身近な問題です。今、目の前で笑っている友達は被害当事者かも知れない。昨日一緒に食事をした同僚は、自分の加害行為に苦しんでいるかも知れない。
そしてその姿は、明日の自分かも知れない・・・。
「STOP!ABUSE」の設立者は、児童虐待の被害当事者です。また、団体に所属する会員の半数以上の人が同じく当事者です。被害当事者を通り越し、加害側に立ってしまった経験を持つ人もいます(もちろん今は違います)。DVの当事者もいます、性被害の当事者もいます。幸いにも虐待を知らずに育った人と、暴力の傷みを知る人が協力し合って活動をしている、それがSTOP!ABUSEです。
当事者だからこそ、被害者も加害者も作りたくない。私達の歩いてきた道を、もう誰にも歩いて欲しくない。どんな環境にいても子どもは親が好きです、愛情を感じられなかった子どもはどれだけ歳を重ねても、心の傷が癒えなければずっと親の愛情を求めて彷徨うのです。
できることなら最後の最後まで親子でいられる選択をしたい―――これが当事者の本音です。
あなたが私達と同じ当事者であるならば、生まれてきて良かった、と心から思える様になって欲しい。あなたが幸いにも暴力を受けずに今日まできた人ならば、少しでも関心を持って現実を知って欲しい。そしていつか、こんな活動が役に立たなくなる日が来ればいい。それが私達の願いです。
今暴力に苦しんでいる子ども達や大人になった当事者達のためにも、また次の世代に暴力のバトンを渡さないためにも、どうか目を逸らさないで下さい。私達1人1人にもできることがたくさんあります。